画面に「ウイルス感染」と電話番号が出たら|サポート詐欺の偽警告で慌てない

目次
- 画面に出た警告と電話番号は、なぜ信じなくてよいの?
- 偽の警告が出たとき、どんな順番で考えればよいの?
- すでに電話してしまったら、どうすればよいの?
- 偽警告が出たら、どこに相談すればよいの?
- 家族は、どんなふうに声をかければよいの?
- 今日から、何を用意しておけばよいの?
- よくある質問
- 警告の画面は、本物のこともありますか?
- 画面が閉じられないときは、どうすればよいですか?
- 電話に出てしまいました。もう手遅れですか?
- セキュリティソフトが入っていれば、安心ですか?
- 家族が被害にあったかもしれません。何から始めればよいですか?
- 画面を写真に撮っておいたほうがよいですか?
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- 一次情報・確認先(確認日 2026-10-17)
調べものをしていたら、急に画面が赤く変わって「危険です、今すぐ電話してください」と出る。そんなとき、誰でも心臓がどきっとします。
結論から言うと、画面に出た電話番号には、かけないでください。 慌てて動かず、いったん手を止めて、家族や公式の相談窓口に確かめるのが基本です。
アラフィフの筆者が、親世代の方と、そのご家族に向けて書いています。体験談ではなく、公的機関が公開している情報をもとにした考え方の整理です。
画面に出た警告と電話番号は、なぜ信じなくてよいの?
画面の警告は、パソコンやスマホの本物のメーカーが出しているとは限りません。 「サポート詐欺(偽警告)」と呼ばれる手口として、IPA(情報処理推進機構)の「情報セキュリティ10大脅威 2026」の個人向けにも、金銭被害につながるものとして挙げられています。
画面で不安をあおり、書かれた番号に電話させようとする形が考えられます。「画面に出たから本物だろう」と考えず、「画面が急かしてくるときは、いったん疑う」と覚えておくと役立ちます。
偽の警告が出たとき、どんな順番で考えればよいの?
まず電話をしない、次に画面の指示に従わない、最後に一人で抱え込まない。この3つの順番です。
| 順番 | することの目安 |
|---|---|
| 1 | 画面の番号に電話しない |
| 2 | 画面のボタンや、指示されたソフトの入れ方に従わない |
| 3 | 画面を閉じられるなら、いつもの方法で閉じる |
| 4 | 閉じられない、よくわからないときは、無理に触らず家族に見てもらう |
| 5 | 判断に迷うときは、公式の相談窓口に確かめる |
画面の閉じ方は、お使いの機器やブラウザで少しずつ違います。ここでは細かい手順を断定せず、一般的な範囲にとどめます。具体的な操作は、機器のメーカーの公式サポートや、家族に確認してください。
すでに電話してしまったら、どうすればよいの?
責めずに、すぐ家族に話してください。 電話をしただけで終わる場合もあれば、そのあとの指示で被害が広がることもあります。電話の相手の言うとおりにソフトを入れたり、お金を払ったりする前に、手を止めることが大切です。
すでに指示に従ってしまった場合は、家族と一緒に、後述の相談窓口に連絡してください。お金やカードに関わるときは、カード会社や銀行にも早めに伝えます。恥ずかしがる必要はありません。
偽警告が出たら、どこに相談すればよいの?
迷ったら、警察相談専用電話(#9110)や、消費者ホットライン(188)に相談できます。 #9110は緊急でない生活の安全の相談、188は契約や支払いなど消費生活のトラブルの相談です。事件・事故の緊急通報は110番です。
窓口の使い分けは「困ったときの相談先まとめ」で整理しています。受付時間などは変わることがあるため、かける前に各公式ページで確認してください。
家族は、どんなふうに声をかければよいの?
「だまされたの?」ではなく、「画面を一緒に見せてくれる?」と聞くのが、おすすめです。 責める言い方をすると、次から隠してしまうかもしれません。
- 日ごろから「画面に電話番号が出たら、かけずに見せてね」と伝えておく
- 家のパソコンやスマホの、困ったときの連絡先を紙に書いて貼っておく
- 連絡しやすい家族を、一人決めておく
今日から、何を用意しておけばよいの?
「かけない・押さない・家族に見せる」の3つを、紙に書いて見える場所に貼っておきます。 画面を見て慌てているときは、思い出す余裕がありません。まずはそれだけでも、手が止まりやすくなります。
偽の警告は、「知っていれば落ち着ける」種類のものです。怖がりすぎず、でも、画面の言いなりにはならない。その距離感を、家族で共有してみてください。
よくある質問
警告の画面は、本物のこともありますか?
画面だけでは、本物かどうかを見分けにくいことがあります。画面の電話番号や指示は、そのまま信じず、メーカーの公式サポートや家族、公式の相談窓口に確かめてください。
画面が閉じられないときは、どうすればよいですか?
無理に操作を続けず、家族や詳しい人に見てもらってください。機器やブラウザで操作が違うため、ここでは手順を断定しません。メーカーの公式サポートでも確認できます。
電話に出てしまいました。もう手遅れですか?
手遅れとは限りません。電話のあとの指示に従わないこと、お金や個人情報を渡さないことが大切です。すぐ家族に話し、必要なら #9110 や 188 などに相談してください。
セキュリティソフトが入っていれば、安心ですか?
ソフトだけで、すべてを防げるわけではありません。ソフトがあっても、画面の番号に電話しないことが大切です。選ぶ前の考え方は「シニアにセキュリティソフトは必要?」を参考にしてください。
家族が被害にあったかもしれません。何から始めればよいですか?
責めずに事情を聞き、画面や連絡の記録を残してから、相談窓口に連絡します。お金やカードが関わるときは、カード会社や銀行にも早めに連絡してください。
画面を写真に撮っておいたほうがよいですか?
相談するときに役立つことがあります。ただし、画面の指示に従う必要はありません。撮るのが難しければ、画面に書かれていた言葉をメモするだけでも十分です。
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一次情報・確認先(確認日 2026-10-17)
- IPA「情報セキュリティ10大脅威 2026」 https://www.ipa.go.jp/security/10threats/10threats2026.html (個人向けにサポート詐欺(偽警告)による金銭被害が挙がっていることを確認)
- 総務省「国民のためのサイバーセキュリティサイト」 https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/kokumin/intro/beginner/
- 警察相談専用電話(#9110): https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/sos47/manga/dial/
- 消費者ホットライン(188): https://www.caa.go.jp/policies/policy/local_cooperation/local_consumer_administration/hotline/188_pamphlet/
- 警察庁「サイバー事案に関する相談窓口」: https://www.npa.go.jp/bureau/cyber/soudan.html