画面に「ウイルス感染」と電話番号が出たら|サポート詐欺の偽警告で慌てない

画面に「ウイルス感染」と電話番号が出たら|サポート詐欺の偽警告で慌てない
目次
  1. 画面に出た警告と電話番号は、なぜ信じなくてよいの?
  2. 偽の警告が出たとき、どんな順番で考えればよいの?
  3. すでに電話してしまったら、どうすればよいの?
  4. 偽警告が出たら、どこに相談すればよいの?
  5. 家族は、どんなふうに声をかければよいの?
  6. 今日から、何を用意しておけばよいの?
  7. よくある質問
  8. 警告の画面は、本物のこともありますか?
  9. 画面が閉じられないときは、どうすればよいですか?
  10. 電話に出てしまいました。もう手遅れですか?
  11. セキュリティソフトが入っていれば、安心ですか?
  12. 家族が被害にあったかもしれません。何から始めればよいですか?
  13. 画面を写真に撮っておいたほうがよいですか?
  14. 関連記事
  15. 一次情報・確認先(確認日 2026-10-17)

調べものをしていたら、急に画面が赤く変わって「危険です、今すぐ電話してください」と出る。そんなとき、誰でも心臓がどきっとします。

結論から言うと、画面に出た電話番号には、かけないでください。 慌てて動かず、いったん手を止めて、家族や公式の相談窓口に確かめるのが基本です。

アラフィフの筆者が、親世代の方と、そのご家族に向けて書いています。体験談ではなく、公的機関が公開している情報をもとにした考え方の整理です。

画面に出た警告と電話番号は、なぜ信じなくてよいの?

画面の警告は、パソコンやスマホの本物のメーカーが出しているとは限りません。 「サポート詐欺(偽警告)」と呼ばれる手口として、IPA(情報処理推進機構)の「情報セキュリティ10大脅威 2026」の個人向けにも、金銭被害につながるものとして挙げられています。

画面で不安をあおり、書かれた番号に電話させようとする形が考えられます。「画面に出たから本物だろう」と考えず、「画面が急かしてくるときは、いったん疑う」と覚えておくと役立ちます。

偽の警告が出たとき、どんな順番で考えればよいの?

まず電話をしない、次に画面の指示に従わない、最後に一人で抱え込まない。この3つの順番です。

順番 することの目安
1 画面の番号に電話しない
2 画面のボタンや、指示されたソフトの入れ方に従わない
3 画面を閉じられるなら、いつもの方法で閉じる
4 閉じられない、よくわからないときは、無理に触らず家族に見てもらう
5 判断に迷うときは、公式の相談窓口に確かめる

画面の閉じ方は、お使いの機器やブラウザで少しずつ違います。ここでは細かい手順を断定せず、一般的な範囲にとどめます。具体的な操作は、機器のメーカーの公式サポートや、家族に確認してください。

すでに電話してしまったら、どうすればよいの?

責めずに、すぐ家族に話してください。 電話をしただけで終わる場合もあれば、そのあとの指示で被害が広がることもあります。電話の相手の言うとおりにソフトを入れたり、お金を払ったりする前に、手を止めることが大切です。

すでに指示に従ってしまった場合は、家族と一緒に、後述の相談窓口に連絡してください。お金やカードに関わるときは、カード会社や銀行にも早めに伝えます。恥ずかしがる必要はありません。

偽警告が出たら、どこに相談すればよいの?

迷ったら、警察相談専用電話(#9110)や、消費者ホットライン(188)に相談できます。 #9110は緊急でない生活の安全の相談、188は契約や支払いなど消費生活のトラブルの相談です。事件・事故の緊急通報は110番です。

窓口の使い分けは「困ったときの相談先まとめ」で整理しています。受付時間などは変わることがあるため、かける前に各公式ページで確認してください。

家族は、どんなふうに声をかければよいの?

「だまされたの?」ではなく、「画面を一緒に見せてくれる?」と聞くのが、おすすめです。 責める言い方をすると、次から隠してしまうかもしれません。

  • 日ごろから「画面に電話番号が出たら、かけずに見せてね」と伝えておく
  • 家のパソコンやスマホの、困ったときの連絡先を紙に書いて貼っておく
  • 連絡しやすい家族を、一人決めておく

今日から、何を用意しておけばよいの?

「かけない・押さない・家族に見せる」の3つを、紙に書いて見える場所に貼っておきます。 画面を見て慌てているときは、思い出す余裕がありません。まずはそれだけでも、手が止まりやすくなります。

偽の警告は、「知っていれば落ち着ける」種類のものです。怖がりすぎず、でも、画面の言いなりにはならない。その距離感を、家族で共有してみてください。

よくある質問

警告の画面は、本物のこともありますか?

画面だけでは、本物かどうかを見分けにくいことがあります。画面の電話番号や指示は、そのまま信じず、メーカーの公式サポートや家族、公式の相談窓口に確かめてください。

画面が閉じられないときは、どうすればよいですか?

無理に操作を続けず、家族や詳しい人に見てもらってください。機器やブラウザで操作が違うため、ここでは手順を断定しません。メーカーの公式サポートでも確認できます。

電話に出てしまいました。もう手遅れですか?

手遅れとは限りません。電話のあとの指示に従わないこと、お金や個人情報を渡さないことが大切です。すぐ家族に話し、必要なら #9110 や 188 などに相談してください。

セキュリティソフトが入っていれば、安心ですか?

ソフトだけで、すべてを防げるわけではありません。ソフトがあっても、画面の番号に電話しないことが大切です。選ぶ前の考え方は「シニアにセキュリティソフトは必要?」を参考にしてください。

家族が被害にあったかもしれません。何から始めればよいですか?

責めずに事情を聞き、画面や連絡の記録を残してから、相談窓口に連絡します。お金やカードが関わるときは、カード会社や銀行にも早めに連絡してください。

画面を写真に撮っておいたほうがよいですか?

相談するときに役立つことがあります。ただし、画面の指示に従う必要はありません。撮るのが難しければ、画面に書かれていた言葉をメモするだけでも十分です。

関連記事

一次情報・確認先(確認日 2026-10-17)

  • IPA「情報セキュリティ10大脅威 2026」 https://www.ipa.go.jp/security/10threats/10threats2026.html (個人向けにサポート詐欺(偽警告)による金銭被害が挙がっていることを確認)
  • 総務省「国民のためのサイバーセキュリティサイト」 https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/kokumin/intro/beginner/
  • 警察相談専用電話(#9110): https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/sos47/manga/dial/
  • 消費者ホットライン(188): https://www.caa.go.jp/policies/policy/local_cooperation/local_consumer_administration/hotline/188_pamphlet/
  • 警察庁「サイバー事案に関する相談窓口」: https://www.npa.go.jp/bureau/cyber/soudan.html
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