長いニュースや案内文をAIに短くまとめてもらう|頼み方と、元の文で確かめる5つの点

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目次
結論から言うと、長いニュースや案内文は、本文をAIに貼って「3行で」「箇条書きで」と頼むと、短くまとめてもらえると考えています。 ただし、AIのまとめは間違うことがあります。日時・場所・金額・期限・「〜しない」という否定の表現の5つは、元の文で確かめてから、予定を決めたり、人に伝えたりしてください。
この記事では、長い文章を短くしてもらう頼み方と、元の文での確かめ方だけを扱います。例文や場面は、すべて架空です。
長い文章を、AIに短くまとめてもらってよいの?
「だいたいの中身をつかむ手がかり」としては、使える場面があると考えています。 長い文章は、読む前に疲れてしまうことがあります。先に短いまとめがあれば、読むべき文なのかを判断しやすくなります。
| 場面 | AIに頼めること | 自分でやること |
|---|---|---|
| 長いニュース記事 | 大事な点を3行にする | 数字や日付を元の記事で見る |
| 教室や催しの案内文 | 「いつ・どこで・何を」を取り出す | 日時と申し込みの条件を元の文で見る |
| 長いお知らせ全般 | 自分に関係するところを探す | 関係ありそうな部分を元の文で読む |
対話型のAIサービスで試せます(機能や料金、データの扱いはサービスや設定ごとに違います)。本文を貼る方法が、いちばん分かりやすいと考えています。アドレス(URL)だけを伝えても、AIがその記事を読めているとは限らないため、読めたように見える答えが返ってきても、元の記事と見比べてください。
AIには、どう頼めばよいの?
「何行で」「どんな形で」「書いていないことは足さない」の3つを伝えます。 【 】は、ご自分の文章に差し替えてください。例は架空です。
ニュースを、3行にしてもらうとき
次のニュース記事を、やさしい言葉で3行にまとめてください。 記事に書いていないことは、足さないでください。 【ここに記事の本文を貼る】
案内文から、必要なことだけ取り出してもらうとき
次の案内文から、「日時」「場所」「費用」「申し込みの期限」「持ち物」だけを、箇条書きで取り出してください。 書いていない項目は、「書かれていません」と答えてください。 【ここに案内文を貼る】
元の文と見比べやすくしてもらうとき
次の文章の大事な点を3つに分けてください。それぞれ、元の文のどこに書いてあるかが分かるように、元の文をそのまま抜き出して添えてください。 【ここに文章を貼る】
2つ目の「書かれていません」と答えてもらう頼み方は、AIが書いてないことを埋めてしまうのを減らす手がかりになります。ただし、減らせるだけで、なくなるわけではありません。
ニュースの要約の基本は「AIでニュースや長い文章を要約する方法|3行で頼む例文と注意点」にもまとめています。
元の文で、何を確かめればよいの?
日時・場所・金額・期限・否定の表現の5つに加えて、まとめだけにある話と、発言した人の2点も、元の文と1つずつ見比べます。 チェックリストにしました。
- [ ] 日時:月日・曜日・時刻が、元の文と同じ(別の日付と取り違えていないか)
- [ ] 場所:会場の名前や、階・部屋の名前が、元の文と同じ
- [ ] 金額・人数:数字と単位(円・人・回)が、元の文と同じ
- [ ] 期限:申し込みや提出の締め切りが、元の文と同じ
- [ ] 否定:「〜しない」「〜ではない」や、「〜に限る」のような限定の言い方が、まとめで逆の意味や広い意味になっていない
- [ ] まとめだけにある話:元の文に、その話が本当に書いてある
- [ ] 誰が言ったか:発言した人や団体の名前が、元の文と同じ
特に、「参加できません」が「参加できます」に変わるような、否定の取り違えは、気づきにくいと考えています。まとめを読んで「えっ」と思ったところほど、元の文に戻って読み直してください。
迷ったときや、お金・申し込み・災害にかかわる内容は、案内を出した役所や団体に、電話や窓口で直接確かめるのが安心です。AIの出した答えと、役所や団体の案内が違うときは、役所や団体の案内を優先してください。
AIが間違えやすい場面の全体像は「AIが間違えやすい6つの場面|答えの確かめ方と頼み方のコツ」で説明しています。
貼らないほうがよい情報は?
名前・住所・電話番号・口座番号など、個人が分かる情報は、消してから貼ります。 入力した内容は、サービス会社のコンピューターに送られることがあります。保存や学習への利用は、サービスや設定ごとに違います。
| 入れないもの | 代わりの工夫 |
|---|---|
| 案内文の宛名や、申込書の氏名・住所の欄 | 宛名や記入欄は貼らず、本文だけを貼る |
| 連絡先の一覧や名簿 | 貼らない |
| マイナンバー・口座番号・パスワード | 入れない |
| 通院や体調など、健康に関わる内容 | 入れない(そのような文書は、まとめを頼まない) |
| 家族や知人の名前 | 「家族」「Aさん」のように置きかえる |
紙の案内を写真に撮ってAIに見せられるアプリもあります(使える機能はサービスによって違います)。宛名や名簿が一緒に写っていないか、送る前に見てください。気になるときは、読みたい部分だけを写すか、手で隠して撮ると安心です。
くわしいルールは「AIに個人情報を入れて大丈夫?|シニアが最初に知っておきたい安全ルール5つ」にまとめています。
まとめ
長いニュースや案内文は、本文をAIに貼って短くしてもらい、日時・場所・金額・期限・否定の5つを元の文で確かめてから使います。
- AIのまとめは間違うことがある。手がかりとして受け取る
- 日時・場所・金額・期限・否定は、元の文と1つずつ見比べる
- 名前・住所・口座番号などは、消してから貼る
まず、手元にある長めの案内文を1通選んで、「いつ・どこで・何を」だけを取り出してもらってください。そのあと元の文と見比べると、AIが役に立つところと、確かめが要るところの両方が見えてきます。
よくある質問
まとめを読んだだけで、予定を決めてもよいですか?
おすすめしません。日時や場所は、元の文で確かめてから決めてください。まとめは、読むかどうかを決める手がかりとして使います。
長すぎて、一度に貼れないときはどうすればよいですか?
見出しごとなど、いくつかに分けて頼む方法があります。分けて頼んだときは、最後に「ここまでの内容を、全体で3行にまとめて」と頼むと、全体の流れをつかみやすくなります。一度に貼れる長さは、サービスやプランによって違います。
AIのまとめを、家族や友人に送ってもよいですか?
送るときは、「AIにまとめてもらったもの」と一言そえ、元の文や案内を出した団体の名前も添えてください。相手が元の文で確かめられるようにしておくと、間違いが広がるのを防ぎやすくなります。
この記事の例文や場面は、すべて架空です。AIサービスの機能やデータの扱いは変わることがあるため、お使いのサービスの最新の案内をご確認ください。お金・申し込み・災害にかかわる内容は、案内を出した役所や団体にご確認ください。